今回は女優・田中裕子さんの夫についてみていきましょう。
田中裕子さんの夫・沢田研二さんとの夫婦仲や、不倫略奪婚の真相についても調べてみました。
田中裕子と旦那・沢田研二は1989年に結婚
往年のベテラン女優で、近年NHKテレビ小説「まれ」で主人公の祖母役を演じて話題になった田中裕子さん。
一時代を築いた大女優であり、今も現役であるベテラン女優です。
NHKテレビ小説「マー姉ちゃん」の準主役に抜擢され、トレンド女優となります。
そして、NHKテレビ小説「おしん」の爆発的ブームは社会現象となり、注目の的となりました。
そんな国民的女優の田中裕子さんですが、プライベートでは、1989年に歌手の沢田研二さんと結婚しています。
田中裕子さんの結婚歴は沢田研二さんとの結婚ただ1回のみです。
馴れ初め
1982年、田中裕子さんは映画「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」でマドンナ役の小川螢子さんを演じました。
世界からも注目される女優となった田中裕子さんは、沢田研二さんとこの人気映画「男はつらいよ」で共演します。
「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」は1982年に公開され、田中裕子さんは螢子役、沢田研二さんは三郎役で出演しました。
この共演がきっかけで、交際に発展したようですね。
もともと、沢田研二さんは田中裕子さんのファンだったそう。憧れの人だったんですね!
不倫略奪婚と話題に!
1987年、2人は不倫関係になったと報道されています。
沢田研二さんは伝説のグループサウンズ「タイガース」解散後、ソロ歌手としても大成功をおさめました。
その美貌と人気で、「美男子」の代名詞とも言われる全盛期です。
当時、沢田研二さんはすでに結婚しており、お相手は女性双子デュオ「ザ・ピーナッツ」の姉・伊藤エミさんでした。
2人の間には長男が誕生しており、順風満帆な結婚生活だと思われていました。
しかし、1986年に沢田研二さんが伊藤さんと一人息子とオサラバすることを決意します。離婚届にサインして、一人家を出たことで、1987年に2人は離婚することとなります。
当然、養育費や慰謝料、財産分与が発生するわけですが、その金額はなんと18億円以上だったそう。。とんでもない金額ですよね。。
(もともと沢田研二さんは、伊藤エミさんのことが好きで結婚したわけではなかったそう。
というのも、伊藤エミさんが沢田研二さんの大ファンで、渡辺プロダクション社長の相談で、しぶしぶ結婚を決めた。と後になって発言しています。)
しかも、当時、二人は自ら不倫関係にあることをマスコミを通じて、はっきりと公言していましたから、世間や芸能界から不倫略奪婚として田中裕子さんが大きくパッシングを受けることになります。しかし、そんな逆風をもろともせず、1987年3月には横浜の高級住宅街にあるマンションで同棲を始めるんですよね。
そして、1989年に田中裕子さんと再婚したわけですが、その後は2人とも芸能界の第一線から離れることなります。
しかし、その才能は衰えることはなく、その人気と実力は今も続いています。
結婚式
1989年11月に出雲大社で開かれました。
ビッグネームなお二人ですから、さぞかし盛大に派手に結婚式を挙げたのかと思いきや、実際にはかなり地味なものだったようです。
初穂料は一般人と同じ2万円で済ませられたそう。
さらに11月28日には、東京都内のホテルで披露宴を行ったものの、テレビ中継やマスコミの取材は完全シャットアウトと、当時の日本はまだまだ景気が良かったのに、珍しい結婚式&披露宴となりました。
夫婦仲
かれこれ30年以上連れ添っている2人は、2024年現在もむちゃくちゃ仲良しです。
お互いに家を出る時には、玄関まで行って見送るそうですから、たいへん驚きです。早朝に二人で近所を散歩する姿も目撃されていますよ。
田中裕子さんは沢田研二さんとの結婚について、「結婚してよかった。結婚していなければ、女優業は務まらなかったと思う。」とコメントしています。
二人で苦労を共有できたからこそ、いつも前を向いて進めたのでしょう。
また仲良しなのは、二人の間に子供がいないということも関係しているのかもしれません。
(二人の間に子供がいない理由はわかっていません。結婚当時、田中裕子さんは34歳ですから、子供を妊娠出産していてもおかしくはありません。ただ、沢田研二さんと前妻との間に息子さんがいましたから、結婚当時から「もうこれ以上、子供はつくらない」と決めていて、それに田中裕子さんも同意していたのかもしれません。単純に、子供をつくろうとしたけれども、思った通りにはできなかった可能性もありますが。。)
もし、子供がいたら、どうしても意識は子供へ向きますから。。
それでも確かに、日常生活での細かい夫婦喧嘩はあるようです。ですが、お互いの仕事スタイルには口を出さないそうです。
沢田研二さんが反原発ソングを歌ったり政権批判を繰り広げても、田中裕子さんは何も言わずに見守ってきました。
しかし、2018年の埼玉スーパーアリーナコンサートのドタキャン騒動については、かなり怒っていたそうですね。
弁明した沢田研二さんですが、仕事について田中裕子さんが怒るのは初めてだったとか。
それでも、離婚に発展するような騒動にはならず、固い絆で結ばれています。
田中裕子と旦那・沢田研二の現在
田中裕子さんは現在も女優として活躍されています。
毎年、何かしらの映画やテレビドラマに出演しており、その作品が話題になることも多くあります。
若い頃の田中裕子さんはヒロイン役が多かったのですが、最近の田中裕子さんはお母さん役が多いです。
どこか儚げで優しい母親のイメージがありますよね。
2013年にはキネマ旬報ベスト・テンで助演女優賞を受賞し、あでやかな着物姿で周りを魅了しました。
2018年には、広瀬すずさん主演のドラマ「anone」に出演し、広瀬すずさん演じるヒロインが居候する家の主人を演じていました。
亡くなった夫が、偽札を偽造していたことを死後に知って代わりに逮捕されてしまうという難しい役を見事に演じ切ります。
沢田研二さんも歌手として毎年のようにコンサートを開催し、芸能活動はお互い順調のようです。
今後も夫婦二人三脚で、公私ともに支えあっていってほしいですね!