今回は女優・岸ユキさんの夫についてみていきましょう。
岸ユキさんの結婚した夫はどんな人か、結婚生活30年について紹介したいと思います。
岸ユキと夫は1983年に結婚
岸ユキさんといえば、兵庫県芦屋市出身で、もともと女優として活躍していました。
神戸松蔭短期大学を卒業後、女優として活躍していましたが現在は画家活動がメインのようです。
ちなみに父親は日本画家の山田皓斉さんで、家系からも画家の才能があったのですね。
岸ユキさんの女優デビュー作『サインはV!』では、漫画が原作のドラマで、“東洋の魔女”から始まるバレーブームもあり大ヒットしました。
漫画・アニメ的な演出なども人気を博し、最高視聴率39.3%、平均視聴率32.3%という驚異的な数字でキャプテンの松原かおを演じていた岸ユキさんは知名度を高めます。
日本人女性の美しさをもった岸ユキさんの黒髪が印象的で、存在感を放ったようです。
そんな岸ユキさんは1983年、結婚しているようです。
岸ユキの夫はどんな人?
岸ユキさんは1983年、西野バレエ団のダンサー出身で舞台演出家の重吉聰さんと結婚しました。
2人の間には子供がいるのか気になるところですが、子供はいらっしゃらないようです。
岸ユキさんはのちに1人になっても寂しくない、とおっしゃっています。
岸ユキと夫の馴れ初め
岸ユキさんの旦那様は演出家をしていたので、共同で仕事をしたことがきっかけで交際に発展します。
その後順調に交際を続け、そのまま結婚をしました。
2人の間にはお子さんはいらっしゃいませんが、旦那さんの仲間がいてくれて、旦那さんの考えを受け継ぎ、兄弟もいるのでさびしくないそうです。
岸ユキと夫との結婚生活
岸ユキさんの旦那・重吉聰さんはとてもこだわりが強い人で、岸ユキさんはのちに結婚生活30年を「修業時代」と語っています。
料理好きの旦那さんは家に友人を招いて宴会をするのが大好きだったそうで、そんなとき岸ユキさんは3日前から準備をしたのだとか。
さらに旦那さんの趣味で毎年手作りしていた梅干し1000個、干し柿200個、さまざまな漬物がありました。
それらのすべては手作りで、「本当に大変だった」と当時を振り返っています。
しかしその大変な思いをしてまで辛抱強く付き合ってきたおかげで、多くの友人が残ったと語っています。
旦那さんは徹底してなんでも実行する人で、手がけていた農業もこだわりぬいていました。
100坪はある山梨の畑を買っていましたが、岸ユキさん一人では到底やりきれないと判断し、絵の制作場所であった千葉県君津市久留里のアトリエで小さな菜園を始めます。
年齢を重ねるといつまでも同じ暮らしは続かないですが、絵の制作も続けて充実した毎日を送っているようです。
岸ユキの夫は2014年に末期がんで亡くなる
岸ユキさんと旦那さんは田舎で幸せに暮らしていましたが、旦那さんにガンが発見されます。
胸の痛みを訴えて病院で診察することになりましたが、手術できるレベルではないガンが発見されます。
旦那さんは手術をおこなわず自然に任せるということで、尊厳死を選びました。
延命措置はおこなわず、旦那さんは亡くなる1週間前までいつものように会社に行っていました。
そして旦那さんは2014年に末期がんでこの世を去ります。
岸ユキさんがは尊厳死を選んだことについて、なにごとにもこだわりがあって普通の生活を送っていたと旦那さんらしいと語っています。
亡くなる前にはフグを食べていたそうですが、味がほとんどしなかったとか。
しかし旦那さんは岸ユキさんへ、愛していることを綴ったラブレターのような遺言書をのこしました。
そのおかげで寂しくないそうです。とても素敵な関係ですね。
岸ユキの現在
岸ユキさんは現在、芸能活動はほぼおこなわずに農業を中心に活動しています。
「明るい農村」「岸ユキのふるさとホットライン」への出演がきっかけとなり、農業に関心を持つようになりました。
東京の自宅とは別に、山梨県韮崎市に300坪の農地を購入して畑を耕しました。
その後、環境問題、農業問題について積極的に発言し、環境省や国土交通省等の政策審議会委員なども務めます。
現在はさすがに300坪の畑を管理するのは難しいため、千葉県君津市久留里で小さな菜園を始めています。
菜園で育てている野菜は30種類以上にもなり、心から農業を楽しんでいるようです。
また、アトリエで画家としても活動しています。
絵画は野菜をモチーフにした作品が多く、個展を開いたりと積極的に活動しています。
二科展入選という輝かしい実績もあり、2017年に「カボチャ・赤トウガラシⅠ」「カボチャ・赤トウガラシⅡ」という絵画を出展しています。
とても温かみがあり、野菜に対する愛情の深さがうかがえる絵となっているようです。
今後の活躍も楽しみですね!