女優 山口淑子さんと夫との馴れ初めとは？
家族についてご紹介します！
山口淑子のプロフィール
山口淑子さんは、1920年に中華民国奉天省で誕生。
両親は日本人で、本籍は佐賀県。
幼少期は、中国語をメインに話していたそうです。
芸能界入りは、中国が最初で芸名は<李香蘭（リー・シャンラン）>
女優・歌手として活躍されました！
日本でも活動するようになり、『醜聞』では三船敏郎さんと共演されています。
1974年には、当時の総理大臣・田中角栄さんの要請で自由民主党から参議院議員通常選挙に立候補し当選！1992年に引退するまで歴任されました。
1993年11月3日には、勲二等宝冠章を受賞しています。
死去
山口淑子さんは、2014年9月に心不全の為、亡くなりました。
戦前・戦中に「李香蘭」の名で人気を集め、戦後も女優、歌手として活躍し、参院議員も務めた山口淑子（やまぐち・よしこ、本名＝大鷹淑子＝おおたか・よしこ）さんが心不全のため自宅で死去した。94歳だった。告別式は近親者のみで行った。
旧満州（現中国東北部）で育ち、1938年に満州映画協会から「李香蘭」の芸名でデビュー。
日本でも長谷川一夫さんと共演した「支那の夜」などが爆発的な人気を呼んだ。
歌も「支那の夜」の劇中歌「蘇州夜曲」などが大ヒット。41年の日劇公演では入場券を求める人々が劇場を取り囲み「日劇七回り半事件」と呼ばれた。スポンサーリンク戦後、日本名の山口淑子で、「暁の脱走」や黒沢明監督の「醜聞（スキャンダル）」などの
映画に出演したほか、米国の舞台や映画にも活躍の幅を広げた。51年に米国の彫刻家イサム・ノグチさんと結婚するが後に離婚。外交官との再婚を機に一時芸能界から身を引いたが、テレビ番組の司会者として復帰し、ベトナムやパレスチナ問題のリポーター役を務めた。
74年、自民党から参議院全国区に出馬して当選。
92年まで３期務め、環境政務次官などを歴任した。
山口淑子さんの半生をテーマにしたドラマや舞台が作られるなど、波乱万丈な人生を生き抜いてきた方でした。
結婚した旦那について
山口淑子さんは、２度結婚しています！
１度目の夫は、イサム・ノグチさん
父親が日本人、母親がアメリカ人の日系アメリカ人です。
インテリアデザイナー・舞台芸術家・画家・彫刻家として活躍されました。
山口淑子さんとは、1951年に結婚し1955年に離婚しています。
２度目の夫は、大鷹弘さん
大鷹さんとは、1958年に結婚しました。
職業は、外交官。
大鷹さんは、2001年に肺炎の為、亡くなられました。
葬儀の喪主は、山口淑子さんが努めています。
２人の馴れ初め
【イサム・ノグチさんとの馴れ初め】
「満州でﾃﾞﾋﾞｭｰしたキミは、日本軍部の宣伝に使われたわけだね」と早口で言われ、そのときは、グサリと刺された思いであったが、「軍部の宣伝に使われた」という、ノグチ氏にストレートに言われたコトが、素直に受け止めることができた。
ノグチ氏も、李香蘭(山口淑子/当時31歳）も帰るふるさとを失われた同士の郷愁が共感できた。ノグチは、淑子の映画女優を芸術家としてみなし、お互いの目標について語り合える相手と感じた。彼から求婚されたとき、自分の気持ちを整理する必要があり、返事を一年待ってもらった。「芸術家としていつも自由でありた」というノグチ、｢結婚に縛られないで仕事優先したい」淑子の意見をお互いに尊重ということで意見の一致をみた。仕事の支障をきたしたら、友人として円満に別れるという条件とした。
イサム・ノグチさんとは、共感できる部分が大きかった事が結婚へのきっかけだったようです。
【大鷹弘さんとの馴れ初め】
サム・ノグチ氏と離婚直後、ニューヨークでミュージカルの主役を演じて活躍中。
ある日、国連の会議に出席した日本代表に食事に誘われましたが、舞台稽古に多忙な山口さんはこれを辞退した。
そのため山口淑子に花束が贈られることとなり、これを公務として届けたのが秘書官大鷹弘だった。当時、彼は国連大使加瀬俊氏の秘書官補佐としてニューヨーク在勤中であった。これを機会に大鷹弘（28歳）が淑子を食事に誘ったのがきっかけとなって、二人のデートが始まり、ノグチ氏との破綻失意の8歳年上の彼女を慰め、愛し合う仲となった。
外務省が、スキャンダルを恐れた歳の差カップルを引き離すため、その年の暮れ、大鷹弘は突然遠くビルマのラングーンに転勤となり、当時のマスコミは、この人事は左遷だと報道した。二人は、周囲の反対をものともせずに結婚し、９ヵ月後にはビルマから帰国した。
周囲の反対を押し切り結婚した２人ですが、2001年に大鷹さんが亡くなるまで、離婚することはなく円満に暮らしていたようです。
子供について
山口淑子さんの子供に関する情報はありませんでした。
子供はいないようです。
94歳でなくなりましたが、国際平和の為に尽力した晩年だったそうです。
