「働きマン」や「ハッピーマニア」など数多くの数々の人気作品を輩出している漫画家の安野モヨコさんは、2002年に結婚しています。
旦那は「新世紀エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」などの作品を手がけた庵野秀明さんです。
今回は安野モヨコさんの旦那さんである庵野秀明さんに注目して記事をまとめています。
目次
安野モヨコと旦那・庵野秀明は2002年に結婚
出典：https://matome.naver.jp
安野モヨコさんは2002年に庵野秀明さんと結婚をしました。
苗字がどちらも「アンノ」なのですが、これはただの偶然です。
安野モヨコさんが結婚した庵野秀明さんはどのような人なのか見ていきましょう。
安野モヨコの旦那・庵野秀明はどんな人？
庵野秀明さんはアニメーターや映画監督をされている方です。
一番有名な作品はなんといっても「新世紀エヴァンゲリオン」でしょう。
これ以外にも「ふしぎの海のナディア」や、実写映画だと「ラブ&ポップ」や「シン・ゴジラ」などが有名です。
庵野秀明さんは幼い頃から絵を描くのが好きで、特に大規模建造物等に夢中で、よく絵を描いていました。
学生時代にはSF研究会のサークルに所属しており、メカの描写は圧倒的であったと言われています。
庵野秀明さんは学生のときに「風の谷のナウシカ」の作品に参加することが決まっており、これをきっかけに上京しました。
庵野秀明さんは「風の谷のナウシカ」ではクライマックスの巨神兵登場のシーン担当に抜擢されていることも有名な話ですが、この時、人物も描くよう宮崎駿監督から指示されますが、こちらは出来が悪かったというエピソードもあります。
これにより庵野秀明さんはアニメーターから監督・演出の仕事をメインに切り替えるようになります。
庵野秀明さんは、ナウシカやマクロスなど大作に関わっており24歳にして一流のアニメーターとして活躍していましたが、そのときの年収は104万円だったのです。
アニメーターの世界は実にブラックです。
アニメーターや監督の仕事をしてきた庵野秀明さんですが、2013年にはジブリ映画『風立ちぬ』に主演声優のお仕事もされています。
宮崎駿監督と庵野秀明さんは風の谷のナウシカで一緒にお仕事をされ、深い友情で結ばれているのです。
宮崎監督は凛としている部分や今を生きているところを評価して庵野秀明さんを声優として起用したのですが、庵野秀明さんの声優は棒読みだということで、評判はあまり良くなかったようです。
いくら数多くの名作を手掛けた庵野秀明さんでも、声優をうまくできるかといわれると、そこまでパーフェクトにはいかなかったということです。
なお、宮崎駿監督はプロの声優は不自然だから使わないというのは有名ですが、これは賛否両論あるみたいですね。
安野モヨコと旦那・庵野秀明の馴れ初め
二人の馴れ初めは、1995年頃にお互い共通の知人からの紹介でした。1995年は庵野秀明さんが35歳、安野モヨコさんが24歳だった年です。
安野モヨコさんは「ハッピー・マニア」を描いてて、庵野秀明さんは「新世紀エヴァンゲリオン」がめちゃくちゃ人気だったことから、超逸材という意味で二人は出会う前から業界内でWアンノと言われていたそうです。
安野モヨコさんから見た庵野秀明さんの第一印象について、面白いエピソードがあります。
安野モヨコさんは庵野秀明さんと初めて会ったとき、全然喋らないし、安野モヨコさんが飼っていた犬が庵野秀明さんに懐いていたけど邪魔だから足でポンポン蹴ったことでかなり印象は悪かったと言います。
「萩尾望都先生を囲む会」があり、そこに庵野秀明さんも参加していて、その時、庵野秀明さんは萩尾先生を尊敬していたこともあり、喋れなくなっていたもののテンション上がっててちょっと明るくなっていたのです。
そのとき、安野モヨコさんは「なんだ。この人、普通に話せるんじゃないの」と思うようになり、それから、お互いに連絡取り合うようになります。
また、この頃は安野モヨコさんには結婚まで視野に入れていた交際中の男性がいましたが、フラれてしまったようです。
そんなときそばにいてくれたのは庵野秀明さんでした。
安野モヨコさんにとって、無理なく自然体でいられる人がが庵野秀明さんだったのです。
2002年4月28日に「ダブルアンノの結婚を祝う会」と称した結婚披露宴パーティーが行われ、新夫側の主賓には宮崎駿さん、新婦側の主賓に桜沢エリカさんがスピーチを行っています。
「アンノ」同士の結婚ということで、「ダブルアンノの結婚を祝う会」という斬新な名前の会で開催することができています。
結婚式&披露宴
庵野秀明さんと安野モヨコさんは明治神宮で挙式しました。神前式だったんですね！
明治神宮での挙式からいくばくか日が経過した2002年4月28日には「ダブルアンノの結婚を祝う会」と称した結婚披露宴パーティーが開かれました。
庵野秀明さん側の主賓にはあの宮崎駿さん、安野モヨコさん側の主賓には漫画家の桜沢エリカさんがそれぞれスピーチ。めちゃくちゃ豪華ですね！！
そして、そして！
結婚披露宴出席者には庵野秀明さんと安野モヨコさんが描いた同人誌を配ったそう！
この同人誌、ファンからしたらたまらないでしょうね！結婚式出席者のみに配られたものですから、高くで売れそうですｗｗ
嫁である安野モヨコから見た「シン・ゴジラ」
2016年に公開された庵野秀明さん監督の映画「シン・ゴジラ」ですが、漫画家である安野モヨコさんがシン・ゴジラのキャラクターを描いたところたいへん話題になっていました。
安野モヨコさんは「ついに描いてしまいました」と言っていますが、やはり旦那さんの作品となると描きたくなってしまうのでしょうかね。
安野モヨコと旦那・庵野秀明の結婚生活が面白い
安野モヨコさんと庵野秀明さんの結婚生活は安野モヨコさんの作品「監督不行届」というエッセイコミックで描かれています。
「監督不行届」は2002年4月から2004年12月までフィール・ヤングに連載され、2005年に刊行された単行本は現在までに30万部以上を売り上げています。
なお、この作品の中では安野モヨコさんを“ロンバース、庵野秀明さんのことを“カントクくん”と呼称しています。
お2人のデイープな日常が赤裸々につづられている監督不行届の内容は例えば、服を買いに出かけて試着をしてもウルトラマンのポーズをとることや、外出での行き先は仮面ライダーのロケ地など、オタク趣味全開の結婚生活を送っているとのことです。
この「監督不行届」はアニメ化もされています。
漫画にできるほどネタが豊富なお2人の結婚生活は楽しそうですね。
安野秀明の嫁への愛が凄い！
庵野秀明さんはオタクのイメージが強い人がほとんどでしょう。
奥さんのことはどう思っているのかとか、奥さんへの愛情が気になります。
庵野秀明さんは奥さんのことは嫁さんは「気丈な女性というイメージが大きいと思いますが、本当はものすごく繊細で脆く弱い女性なんです。」とコメントしていました。
普段の安野モヨコさんを知っている庵野秀明さんだからこそ、奥さんのことは理解できているのだと思います。
安野モヨコと旦那・庵野秀明のラブラブ夫婦の秘訣
庵野秀明さんと安野モヨコさんの結婚生活を描いた漫画「監督不行届」ではお2人は息がぴったりでラブラブ夫婦であることが話題になっています。
漫画「監督不行届」ではお互いの趣味を共有することで夫婦になっていく様子が描かれています。
クリエーター同士なので、趣味が共通の部分というのもあるのでしょう。
また、安野モヨコさんからは庵野秀明がとても可愛く憎めないキャラとして描かれていますので、安野モヨコさんからは可愛いキャラとして見えているようです。
さらに庵野秀明さんの安野モヨコさんに対する愛にあふれたインタビュー記事も評判が良く、読書からは安野モヨコさんは本当に幸せだというコメントがありました。
庵野秀明さんは宮崎駿監督映画「風立ちぬ」で主人公の声優を担当しましたが、インタビューでヒロインについて、「うちの嫁にすごく似てる」と語っていました。
やはり夫婦円満に必要なのはお互いの愛情なのだというのがよく分かります。
安野モヨコと旦那・庵野秀明に子供はいない
2002年に結婚をした庵野秀明さんと安野モヨコさんですが、子供はいるのかどうか気になりますね。
調べたところ、庵野秀明さんと安野モヨコさんには子供はいません。
子供がいない理由は明らかになっていませんが、安野モヨコさんの体調不良が原因で子供ができなかった言われています。
安野モヨコさんは2008年3月に、体調不良の為、お仕事を休養することを発表しました。
病名はうつ病だと言われています。
漫画家のお仕事はとても重労働で、安野モヨコさんのような売れっ子の漫画家であれば体調が悪くなるのも無理はないかもしれません。
体調不良が心配されていた安野モヨコさんですが「フィール・ヤング」2013年11月号で次刊12月号から、5年8カ月ぶりに新連載『鼻下長紳士回顧録』で復帰することが発表されています。
安野モヨコさんは復帰し、ラブラブは夫婦であると言われていますが、安野モヨコさんの年齢は現在48歳なので子供を作ることはないでしょう。
本当はものすごく繊細で脆く弱い女性だと言われている安野モヨコさんですので無理をしないようにしていただきたいですね。
エッセイコミック「監督不行届」でも2人で楽しく暮らしていることが分かる庵野秀明さんと安野モヨコさんなので、子供がいなくても今後も夫婦2人だけで生活を送っていくのでしょう。
安野モヨコと旦那・庵野秀明の現在の自宅
なんと結婚当初、二人は別居婚の予定だったようです。
庵野秀明さんからの提案だったそうです。
それに対して、安野モヨコさんも「急に環境が変わるのは大変だからそれでいいな」と思っており同意。
しかし、庵野秀明さんは安野モヨコさんの自宅に来て以来、居座って帰らなくなってしまったんだとかｗｗ
ただ、安野モヨコさんが当時住んでいたマンションは二人で住むのは手狭だったことから、2006年に鎌倉の古民家を購入して、2006年の春に引っ越すことになったのです。当時のマンションは1LDKとか一人暮らし用だったのでしょうね。
この鎌倉の自宅は、2017年5月23日～29日の期間限定で、安野モヨコさんの作品「オチビサン」の10周年記念原画展の会場という名目で、一般公開されたんです！
これはファンとしてはたまらないですよね！数々の名作を生んだ場所でその作品に触れられるなんて夢のようです。
具体的な場所は神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目の海蔵寺前です。
しかし、現在は年齢的・体力的に東京都内への通勤が難しくなったために、鎌倉には住んでいません。思いっきり世間に公開したこともあり、物騒ですしね。苦笑
鎌倉にある古民家は、他人に貸しているそう。この人は、庵野秀明さんや安野モヨコさんのファンなのでしょうか。だとしたら、憧れの人の家に住めて、さぞかし幸せでしょうね！
そして、庵野秀明さんと安野モヨコさんのお二人は東京都内にあるマンションに移り、生活されています。
こちらも購入されたマンションですかね？お二人の財力をもってすれば、賃貸で済まずに購入することは容易でしょうからね！
お二人には変わらず、これからもラブラブで過ごして、世の中へたくさんの名作を届けて欲しいです！
