今回は、日本の女優・モデルの椎名英姫さんについてご紹介します。
椎名英姫さんについて
旧芸名は名前のみの英姫、それから椎名英姫さんに変わり、そして現在は「しいなえいひ」というひらがな表記になっているみたいです。
椎名さんは、まずモデルとしてデビューし、その後女優デビューも果たします。
18歳の時にモデルとしてデビューし、ベネトンのワールドキャンペーンでパリのショーに参加。
1995年にエリートモデルルック’95でグランプリを獲得し、日本代表として世界大会へ出場した。1998年に行定勲監督の『OPEN HOUSE』で映画主演デビュー。
2003年制作の映画『アニムスアニマ』では、ダブル主演を務めた忍成修吾と恋人同士のような姉弟を演じて注目された。
パリのショーに参加だなんて、カッコイイ経歴ですよね。
18歳からの4年間はモデルとして様々な場で活躍し、21歳で女優に転身したそうです。
そんな椎名さんの、女優としての代表作品は、『オーディション』という映画です。その映画の概要はこのようなもの。
映画のオーディションにやってきた女性の中から再婚相手を探そうとする中年男性が体験する恐怖を描いたサイコホラー映画。
月刊誌「PENTHOUSE JAPAN」に連載された村上龍の同名小説を石橋凌主演で三池崇史が映画化した。R-15指定。
↑『オーディション』の公式ポスターの画像です。
ポスターからして怖いですね…。
椎名さんは、この映画でヒロイン役を演じました。
が、映画の内容は凄まじく、こんなエピソードが。
2000年の第29回ロッテルダム国際映画祭の上映では記録的な人数の途中退出者を出し、映画を観た一人の女性客が三池に「悪魔!」と激怒して詰め寄ったという一幕があった。
2001年、アイルランドのダブリンでアイルランド映画協会員限定で無修正版が上映された際には、会員の何人かがショックで倒れ、そのうち一人が急遽セント・ジェームズ病院に運ばれる事態が起きた。
病院に運ばれた会員は後に退院している。
こんな映画は、後にも先にも『オーディション』くらいのものでしょう。
ただ、これが椎名さんの名を広める一つのきっかけになったことは間違いなさそうです。
↑『オーディション』での椎名さん。
危なそうな匂いがプンプンしますね…。
在日韓国人なのか?
その少しエキゾチックな風貌もあいまってか、椎名さんは「在日韓国人ではないか」という噂が立ったそうです。
ですが、それはまったくのウソ。
椎名さん本人も「私は純正の日本人です」と否定しています。
というわけで、椎名さんは韓国でオーディションをしたわけではなく、椎名さんは『オーディション』いう映画に出演した経験があり、なおかつ「在日韓国人ではないか」という疑惑を持たれたことがある、というのが事実で、韓国でオーディションを受けたりしたという情報はありません。
余談ですが、写真を見る度に、椎名さんってなんか誰かに似てるな~と思っていたら、女優の芦名星さんでした。
↑上が芦名さんで下が椎名さんなのですが、似ていると思いませんか?髪型もほとんど一緒ですしね。
結婚しているのか?
椎名英姫さんは現在41歳ですが、結婚はしていないようです。
しかし、今まででは一回、交際の情報はあったみたいです。
「ドックフード」という映画に出演した際、その監督であった田辺誠一さんと噂が出ていました。これは週刊誌にも出ていましたので本当のことなんだと思います。
しかし田辺誠一さんは大塚寧々さんと結婚してしまったので椎名英姫さんと交際が続いたということではなかったようですね。
田辺誠一さんといえば有名な俳優さんですが、椎名さんと交際していた時期があったんですね。
現在の奥様の大塚寧々さんも、どことなくミステリアスなイメージなので、椎名さんは田辺さんの好みだったのかもしれませんね。
現在はどうしているの?
椎名さんの現在についても、気になるところですよね。
椎名さんは今も、引き続き女優さんとして活躍しているそうです。
直近では、『蠱毒 ミートボールマシン』(2017年公開予定、 西村喜廣監督)という映画に出演されているそうです。
これもまた、バイオレンスなホラー映画のようです。
アウトレイジにも出演していた?
さらに、椎名さんは2010年に北野誠監督『アウトレイジ』にも出演していました。
『アウトレイジ』もまた、バイオレンスなシーンが多いため、R-15指定されています。椎名さんは、このような映画と縁が深いようですね。
ミステリアスで、ちょっとニヒルな雰囲気があるからでしょうか。
ほとんどが男性のキャストで占められたヤクザ映画の中でも、貴重な女性キャストでした。